アール・デコの館
日一日と空が高くなり、木々の色づきと共に深まる秋を感じますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
昨日、白金の静かな森の中にある東京都庭園美術館、週末限定の夜間開館に行ってきました。

この建物は1933年に朝香宮邸として建てられたものを美術館として公開したもので、当時フランスで流行したアール・デコ様式の粋を集めて作られ、建物そのものが美術品のような美術館です。
繊細な工芸品等の展覧会が多く開かれ、展覧内容も空間も僕の最も好きな美術館の一つでしたが、大変残念なことに11月から3年間改修工事のため閉館するということで、最後にシンプルだけどこの上なく贅沢なその空間を思う存分堪能してきました。

海外のアール・ヌーヴォー、アール・デコの本にラリックの代表作として登場するくらい有名な女性をかたどったガラスのレリーフ扉。
玄関にあるため外からの闇の中にバックライトで浮かび上がる天使にも似た女性像が幻想的でした。

アンリ・ラパンが内装を手掛けた八角形の書斎。
直線的なデザインの中にもベージュのタイルや木目を多用することで自然な温かみが感じられます。

普段は非公開の第一浴室。
美しい薄緑色の大理石が一面に敷き詰められ、輝く苔の中にいるよう。

学芸員さんたちが座るパイプ椅子も庭園美術館のものはこんなにもエレガント。
改修工事が終わるのが待ちどおしいと共に、同じように道具としての様式美を極めたところに生まれたヒマラヤの美術品を、この贅沢な空間で鑑賞できたらと思いました。
GalleryHIMALAYANART 牧野
昨日、白金の静かな森の中にある東京都庭園美術館、週末限定の夜間開館に行ってきました。

この建物は1933年に朝香宮邸として建てられたものを美術館として公開したもので、当時フランスで流行したアール・デコ様式の粋を集めて作られ、建物そのものが美術品のような美術館です。
繊細な工芸品等の展覧会が多く開かれ、展覧内容も空間も僕の最も好きな美術館の一つでしたが、大変残念なことに11月から3年間改修工事のため閉館するということで、最後にシンプルだけどこの上なく贅沢なその空間を思う存分堪能してきました。

海外のアール・ヌーヴォー、アール・デコの本にラリックの代表作として登場するくらい有名な女性をかたどったガラスのレリーフ扉。
玄関にあるため外からの闇の中にバックライトで浮かび上がる天使にも似た女性像が幻想的でした。

アンリ・ラパンが内装を手掛けた八角形の書斎。
直線的なデザインの中にもベージュのタイルや木目を多用することで自然な温かみが感じられます。

普段は非公開の第一浴室。
美しい薄緑色の大理石が一面に敷き詰められ、輝く苔の中にいるよう。

学芸員さんたちが座るパイプ椅子も庭園美術館のものはこんなにもエレガント。
改修工事が終わるのが待ちどおしいと共に、同じように道具としての様式美を極めたところに生まれたヒマラヤの美術品を、この贅沢な空間で鑑賞できたらと思いました。
GalleryHIMALAYANART 牧野
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